タロットカードは、カードの並びや逆位置・正位置によって、さまざまな意味を持ちます。今回の質問は「相手が自分をどう見ているか」というテーマです。それぞれのカードが示す解釈を、ひとつひとつ解説していきましょう。
1. 審判 逆位置
審判の逆位置は、再生や決断を下す時期が来ていることを示唆していますが、逆位置ではその決断を先延ばしにしたり、過去の出来事に縛られていることを意味します。相手があなたをどう見ているかという問いに対しては、過去の出来事や誤解から解放されることなく、まだ整理できていない感情を抱えている可能性が高いことを示唆しています。
2. ペンタクルのクイーン 逆位置
ペンタクルのクイーンは、物質的な安定や実用的な視点を持つカードです。しかし逆位置の場合、この安定感が欠けていることを意味します。相手があなたをどう見ているかについては、あなたに対する信頼感が揺らいでいるか、何かしらの不安を感じている可能性があることを示唆しています。相手は、あなたが安定した状態にないと感じているか、経済的または物質的な問題に関わる不安を抱えているかもしれません。
3. カップの7 正位置
カップの7は選択肢が多く、目の前にあるものの中で何を選ぶべきか迷っている状態を示します。正位置で出た場合、相手はあなたを非常に魅力的に感じており、たくさんの選択肢を提供していると感じている可能性があります。ただし、選択肢が多すぎて困惑しているかもしれません。相手はあなたに対して興味深いが、決定的なものを見つけるのに時間がかかっている状態と言えるでしょう。
4. ソードの3 正位置
ソードの3は、痛みや失望を象徴するカードです。正位置で出た場合、相手は過去の痛みや心の傷を癒しきれていないことを示します。相手があなたをどう見ているかについては、過去に対する傷や感情的な痛みを引きずっている状態を示唆しています。おそらく、相手は心の中で解決すべき問題があり、あなたとの関係に対してもその影響があると感じているのでしょう。
まとめ
相手はあなたをどう見ているのかという問いに対して、カードは複雑な感情や未解決の問題を示唆しています。過去の出来事に対する感情的な未解決の問題があり、それが今の相手の視点に影響を与えている可能性があります。しかし、同時にあなたに対して興味を持ち、選択肢を考えていることも感じているようです。相手はまだ完全に心を開いておらず、感情的な整理が必要だと考えられます。
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