誰かに悩みを相談している時、相手から提案やアドバイスを受けても「でも…」「だって…」と返してしまう人は少なくありません。
特に不安や恐怖を感じている場面では、頭では理解していても納得できず、否定的な返答が増えることがあります。
一方で、聞いている側は「結局どうしてほしいの?」「でもでもってうるさい」と感じることもあります。
この記事では、“でも”が増える会話の心理や、相談する側・される側それぞれの感情について解説します。
「でも」が多くなる人の心理状態とは
人は強い不安や恐怖を感じている時、簡単には安心できません。
特に心霊現象のように「原因が分からない恐怖」を抱えている場合、どんな対策を提案されても「本当に大丈夫なの?」という気持ちが残りやすくなります。
そのため、“でも”が多い人は、反論したいというより、「不安を理解してほしい」という状態になっている場合があります。
今回の会話でも、Aは鈴を否定したいというより、「怖かった体験」を繰り返し訴えているようにも見えます。
聞いている側がイライラしやすい理由
一方で、相談を受ける側は「せっかく提案したのに否定された」と感じやすいものです。
特にBのように年上で、“助けよう”という意識が強い人ほど、「でも」が続くと疲れやすくなります。
| 相談する側 | 感じていること |
|---|---|
| A | 怖い・安心したい・分かってほしい |
| B | 助けたい・解決したい・否定されたくない |
つまり、両者とも悪意があるわけではなく、「求めているもの」がズレている状態とも言えます。
「でもでもってうるさい」と感じる人は多い?
正直に言えば、会話を聞いた人の中には「でもが多いな」と感じる人もいるでしょう。
特にネット上では、“相談しているのに全部否定する人”に対して厳しい意見が集まることがあります。
例えば以下のような反応は珍しくありません。
- 「じゃあ何を言えばいいの?」
- 「解決したいのか共感してほしいのか分からない」
- 「全部否定されると疲れる」
ただし、“でも”が多い人は、わがままというより“極度に不安定な状態”になっているケースもあります。
そのため、一概に性格だけの問題とは言い切れません。
相談で本当に求められているものは「解決」ではない場合もある
人は必ずしも「答え」が欲しくて相談しているとは限りません。
特に恐怖や孤独感が強い時は、「大丈夫だよ」「怖かったね」と共感してほしい場合があります。
しかし、聞き手側はつい“解決策”を出そうとします。
今回のBも、「鈴を増やす」という対策を続けていますが、Aは“安心感”を求めている可能性があります。
そのため、会話が平行線になっているように見えるのです。
年齢差による感覚の違いもある
AとCは高校3年生、Bは28歳という設定にも注目できます。
年齢差があると、「相談への期待値」や「会話のテンポ」が違うことがあります。
例えば、10代は感情をそのまま言葉に出しやすく、20代後半以降は「結論」を求めやすい傾向があります。
そのため、Bから見るとAは「同じ話を繰り返している」ように感じやすく、Aから見るとBは「怖さを理解してくれない」と感じる可能性があります。
「でも」が増える会話を減らすには
相談する側も、少し伝え方を変えるだけで会話がスムーズになることがあります。
- まず共感してほしいのかを伝える
- 「怖かった」と感情を中心に話す
- 相手の提案を一度受け止める
- 否定から入らない
逆に相談を受ける側も、「解決しなきゃ」と思いすぎず、まず話を聞くだけで相手が落ち着く場合もあります。
まとめ
「でもでもってうるさい」と感じる人がいるのは自然な反応です。
ただ、その背景には不安や恐怖、安心したい気持ちが隠れていることも少なくありません。
今回の会話は、“Aが悪い”“Bが冷たい”というより、「求めているものの違い」が大きい例とも考えられます。
相談では、正しい答え以上に、「何を求めて話しているのか」を理解することが大切なのかもしれません。


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